Stories / 2026-05
城ヶ崎美嘉さんがナイトプールに来ているだけ。
「どう? セクシーっしょ」 そうですね。まったく、そのとおりです。
「あれぇ。Pの目がエロくなってない気がする……」 そんなことはありませんよ。美嘉さんには誰もが目を奪われる、と、そう思っています。
「これでどう? もっと近くに来ていいよっ★」 いえ、近づくと全体が視野に入らなくなりますので。
「Pは落ち着いてるよね。アタシはけっこードキドキしてるよ」 落ち着いて見えますか……。
「隣座る?」 座りますん。あ、いや、周囲を警戒しとかなくてはいけませんので。
「うーん、ここでこの格好ならPをノーサツしちゃえると思ったのに」 美嘉さんの美貌と妖艶さ、その根底に見える可憐さに何も思わない男などいません。
「人が増えて、見られてる気がする」 そばの空気に触れているだけで魅了される。トップアイドルにはそんな能力があると言います。そろそろまずいかもしれません。
「……移動しちゃう?」 そうですね。プライベートスペースはちゃんと抑えてあります。 「あ、部屋じゃないんだ……(小声)」
「行こっ」 ……
サウナもあるナイトプール。スパ施設ですね。
日々の疲れを癒して、くつろげているでしょうか? 「Pとふたりきりだから、パワー貰えてる★」
「ん、あれ、Pの目がエロくなってきたね★ あはは、うそうそ!」 ……バレテナイ……ホッ……
バレてました。
あっ
「Pがいれば、これからもキラキラできる気がするんだ★」 担当アイドルが煌めいてて(ある意味)つらい。
「これからもずっと見ててよね!」 はい。もちろんです。
(おわり)